2008年2月1日金曜日

Google対抗、MicrosoftがYahoo!に買収提案

Google対抗、MicrosoftがYahoo!に買収提案
テクノロジー大手の米Microsoftは米国時間1月31日、インターネットメディア企業のYahoo!を、株式交換と現金による446億ドルで買収することを提案したと発表した。Time WarnerとAOL以来、最大規模のインターネット企業合併により、共同でGoogleに対抗しようと求めている。

 Microsoftによれば、Yahoo!の買収提案価格はYahoo!の1株当たり31ドルで、1月31日締めのNASDAQ終値に62%のプレミアムを付加したもの。Yahoo!株は時間外取り引きで30.75ドルまで跳ね上がった。


これは、大きなネタですね~
一応、メモっとかねば。

続報も出てます。
「Googleに対抗」――Microsoft、Yahoo!買収の狙い
「オンライン広告市場は、1人のプレーヤーによる支配が続いている」

 米Microsoftは2月1日、米Yahoo!に対して買収を提案したと発表した。買収総額は446億ドル(約4兆7500億円)。目的は「Google対抗」だ。

 リリースによると、2007年に400億ドル規模だったオンライン広告市場は、2010年には800億ドル市場に成長する見込み。両社の資本とインフラ、技術力を結集し、急成長する同市場でGoogleに対抗できる勢力を形成するのが狙いだ。

 「オンライン広告産業は、たった1人の強いプレーヤーではなく、2人以上のプレーヤーがいたほうが、顧客や広告主によりよい価値や本当の選択肢を与えられる。MicrosoftとYahoo!は共同で顧客とパートナーニーズを満たし、競争力のある選択肢を提供できる」(リリースより)


MSの米Yahoo!買収提案でGoogleが公式見解
米Microsoftが米Yahoo!を446億ドルで買収する提案を行ったことに関し、米Googleは上級副社長で最高法務責任者のデビッド・ドラモンド氏の名前で公式声明文を発表した。

 この声明文は「Yahoo!とインターネットの将来」と題され、MSによるYahoo!への敵対的買収に疑問を呈している。

 この中でGoogleは、「MicrosoftとYahoo!が合併すれば、インスタントメッセージング(IM)とWebメールのアカウントで圧倒的なシェアを持つことになる」と指摘。「コンシューマーが競合企業の電子メール、IM、Webベースのサービスを自由に利用できないよう、PCソフトウェアにおける独占を利用して不当な制限を加えることができるのでは?」と主張している。


今、現在、Googleはインターネット検索と広告における独占を利用しているんだけどね(^^;

MSがGoogleに反論、「Yahoo!との合併なければ競争減る」
Web検索市場は米Googleが支配しており、米Microsoftと米Yahoo!が合併しなければ、市場競争は減じるばかりだ――Microsoftは2月3日、このような声明文を発行した。

 「MicrosoftとYahoo!の合併はインターネット検索とオンライン広告における強力なナンバー2企業を確立し、より競争ある市場を作り出す。それ以外のシナリオは、インターネットにおける競争を減らすだけだ」とMicrosoftは主張している。


う~ん、こっちの反論も、独占状態を利用して競争相手を叩き潰してきたお方の反論としては、説得力のない...

blog関連でも、いろいろ騒がしい。

Microsoftにとって最後の頼みの綱になる米Yahoo!
ほとんどの人は今でも米Microsoftのことを、ソフトウェア業界で比類のない超巨大企業だと思っている。さにあらず。Microsoftはただ米Yahoo!を買収したいわけではない。10年後も確実に世界ナンバーワン企業でいたいと思うなら、Yahoo!を買収しなければならないのだ。

Googleの本当の狙いはMicrosoftの妨害?
もはや形勢は逆転している。MicrosoftはこれまでFUD戦略(ユーザーの恐怖、不安、疑念をあおるマーケティング戦略)を使って競争を勝ち抜き、数百億ドルもの事業を展開してきた。だが今や同社によるYahoo!の買収提案に異議を唱え、Microsoftが自らFUD攻撃を受ける側になる様子を楽しんで見ているのはGoogleだ。

って、ここまではblogというには?のITmediaのblog翻訳記事

ヤフーとマイクロソフト - シリコンバレー対シアトルの「骨肉の争い」
私がこの話を聞いて最初に思ったのが、「ヤフーといえば、最近不調とはいえ、シリコンバレー・ネットカルチャーの象徴的存在の一つ。シアトルの軍門に下るのは耐えられないだろうな・・・」ということ。

シリコンバレーとシアトルというよりは、シリコンバレーとレドモンドなんでしょうが、文化の違いに言及されてます。

後、負け組の2番手、3番手が手を組んでも、所詮、無駄だろうというのもあったけど、何所にあったか忘れてしまいました。

ヤフーの買収成功は、マイクロソフトにとって終焉の前兆となるだろう。
もしこの買収が成功したら、このたった一つの出来事が、私たちにとっては、史上最大のテクノロジー企業の終焉の始まりとなるでしょう。

これは否定組ですね。

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